| しいたけに含まれているさまぎまな薬効成分を、簡単にしかも効率よく拝取できる方法として勧めたいのが、干ししいたけを使ったしいたけの戻し汁です。
しいたけには、アミノ酸(たんばく質の構成成分)の一種であるエリタデニンという成分が含まれています。この成分には、血液中のコレステロールを速やかに体外に排せつし、血液をサラサラにする働きがあります。そのため、動脈硬化を予防し、高血圧の改善にも効果を発揮します。
また、私たちの体は年を取るにつれ、カルシウムの吸収力が低下し、食事によりせっかく環取したカルシウムも、尿中に排せつされやすくなります。
特に閉経後の女性にはその傾向が強く、そのために骨がもろくなるのが骨粗鬆症です。これが原因で、寝たきりの状態になってしまうこともあります。こうした骨粗鬆症を防ぐには、カルシウムを拝取するだけではなく、カルシウムの吸収もよくする必要があります。
その点しいたけには、日光に当たるとビタミンDに変わる、エルゴステリンという成分が豊富にあり、カルシウムの吸収を高め、骨粗鬆症の予防に役立ちます。
市販の干ししいたけは、機械乾燥をしているものが多いため、一度天日に干してから戻し汁を作ると、より効果が上がるでしょう。 またしいたけには、体内にたまった余分な水分、毒素を体外へ排せつする働きもあります。
こうした作用により、新陳代謝が活発になって血液の循環も促されるので、慢性的なひぎ痛やリウマチの改善効果も、期待できるでしょう。
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